Monday, November 06, 2017 2:13 PM

現職の再選、司法判断へ ケニア大統領選

 10月26日のケニア大統領選の再選挙を巡り、ケニアの元国会議員は6日、選挙管理委員会が発表した現職ケニヤッタ大統領の再選を無効と判断するよう求める請願書を最高裁に提出した。再選挙をボイコットした野党候補のオディンガ元首相に同調した動きで、最高裁は再選結果の正当性を判断するとみられる。

 オディンガ氏は8月の選挙で不正があったと主張し最高裁に異議を申し立て、最高裁はケニヤッタ氏の再選を無効と判断、再選挙を命じた。オディンガ氏は、再選挙でも不正が行われる可能性を指摘。選管メンバー刷新などを要求したが受け入れられず、ボイコットした。

 選管は10月30日、ケニヤッタ氏が約98%を得票し勝利したと発表。オディンガ氏の支持者が反発を強めている。(共同)