Monday, November 06, 2017 2:14 PM

NY連銀総裁、早期退任へ 来年半ば

 ニューヨーク連邦準備銀行は6日、ダドリー総裁が任期途中の2018年半ばに退任すると発表した。後任は「広く米国中から探す」としている。ニューヨーク連銀総裁は、米連邦準備制度理事会(FRB)が金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つ重要ポスト。

 ダドリー氏の任期は19年1月まで。トランプ米大統領は来年2月に任期が切れるイエレンFRB議長の後任にパウエル理事を指名した。FRB執行部では副議長と理事のポストにも空席があり、早急に埋める必要がある。来年はFOMCのメンバーが大きく入れ替わる年になりそうだ。(共同)