Monday, November 06, 2017 5:50 PM

ウォール街の召使いではない NY連銀総裁

 ニューヨーク連邦準備銀行のダドリー総裁は6日、ニューヨークでの講演で、来年半ばに退任すると発表したことに関し「寂しい」とした上で「ニューヨーク連銀はウォール街の召使いではない」と述べ、今後も金融機関を厳しく監督する必要性を示した。ダウ・ジョーンズ通信が伝えた。

 総裁は、トランプ大統領が連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長にパウエルFRB理事を指名したことに関し、「スムーズな引き継ぎが予想される」とし、「パウエル次期議長の下、うまくいくだろう」との見通しを示した。(共同)