Tuesday, November 07, 2017 1:28 PM
租税回避地のリスト承認へ EU、12月に
欧州連合（EU）は7日、ブリュッセルで財務相理事会を開いた。タックスヘイブン（租税回避地）に関する新資料「パラダイス文書」に絡み、EU共通の租税回避地の「ブラックリスト」を12月に承認する方針を確認した。
理事会後の記者会見で議長を務めるエストニアのトニステ財務相は「われわれは12月にリストを承認するつもりだ」と述べた。会見に同席したEU欧州委員会のドムブロフスキス副委員長は「パラダイス文書で（リスト作成の）政治的機運が高まっている」と指摘した。
欧州委は、同じく租税回避地に関する昨年の「パナマ文書」報道を受け、多国籍企業の脱税対策としてブラックリスト作成の方針を発表していた。（共同）
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