Tuesday, November 07, 2017 4:54 PM
子ども用車いす、知って 母親らが啓発活動
病気や障害のある子どもが利用する「バギー型」と呼ばれる車いすを知ってもらおうと、母親らが啓発に乗り出している。外見が似ているためベビーカーと間違われ、介助が受けられなかったり、心ない言葉を掛けられたりするからだ。作製したポスターは各地で掲示されるなど、活動が広がりをみせている。
「ベビーカーにスロープは出せません」。2年ほど前、大阪市の本田香織さん(36)が長女・萌々花ちゃん(5)と電車に乗ろうとしたときのことだ。必要な介助を駅員に申し出たが断られ、ショックを受けた。
使っているのはバギー型の車いすだ。見た目はベビーカーにそっくりだが、障害に応じて体を固定できるのが特徴。萌々花ちゃんは生後6カ月で脳神経の病気と診断され、自分で立つことができず外出には欠かせない。(共同)
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