Wednesday, November 08, 2017 11:43 AM
保険証番号1人ずつに発行 健診結果を継続管理
厚生労働省は8日、現在、主に世帯ごとに発行している健康保険証の番号を新たに個人ごとに割り当てた上で、本人が健康診断の結果を生涯にわたって管理できるようにする制度を導入する方針を固めた。継続的に医療情報を提供することで健康意識を高め、医療費抑制につなげたい考え。同日開催の社会保障審議会の部会に提案した。
2016年1月に始まったマイナンバー制度とは別。
19年度から16桁の番号を記載した保険証を順次発行し、20年夏ごろの本格運用を目指す。番号は医療機関で保険資格を確認する際にも利用でき、誤った診療報酬の請求を防ぐ。個人番号導入には誤請求で発生する年間約80億円の事務コストを削減する狙いもある。(共同)
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