Wednesday, November 08, 2017 5:52 PM

スケート選手のガチャポン 会場で販売、還元支援も

 来年2月の平昌冬季五輪を控え、スケート選手をモチーフにしたキーホルダーやバッジをカプセルに入れて販売するガチャポンが競技会場に登場し、話題を呼んでいる。次世代選手のファン開拓を目指す日本スケート連盟がグッズメーカーと連携し、売り上げの一部は選手に還元される仕組みだ。10〜12日に大阪市で開催されるフィギュアスケートNHK杯の会場でも設置される。

 スケート連盟は、有名選手に限らず、今後活躍が期待される若手の知名度アップに取り組んでいる。ガチャポンはアスリートのグッズ製作を手掛ける「musicalab(ムジカラボ)」(大阪市北区)とコラボ。「鉄腕アトム」で有名な手塚プロダクションがデザインを担当し、ポーズを決める選手のイラストが描かれている。

 フィギュアではソチ五輪金メダリストの羽生結弦選手のほか、宇野昌磨、宮原知子、本田真凜の各選手らシングルで活躍する若手やペア、アイスダンスの選手にも種類を広げた。会場ではすぐに完売し、ファンから購入先の問い合わせが相次いでいる。(共同)