Friday, November 10, 2017 4:46 PM

米空母3隻の演習期間入り 日本海、北朝鮮情勢緊迫も

 米韓両海軍は11日、米原子力空母3隻が参加して日本海で実施する合同演習期間に入った。韓国軍によると「北朝鮮の核・ミサイルによる挑発の抑止」を目的に、14日まで実施。北朝鮮は朝鮮半島周辺を含む海域への空母展開に強く反発しており、情勢は再び緊迫しそうだ。

 韓国軍などによると、米原子力空母ロナルド・レーガンとセオドア・ルーズベルト、ニミッツが、韓国軍が作戦遂行を想定する「作戦区域」に順次展開。米海軍のイージス艦11隻、韓国海軍の艦船7隻も参加し、各種訓練を行う。

 北朝鮮は10月30日、空母3隻が朝鮮半島周辺を含む米海軍第7艦隊の管轄海域に同時展開したことを「情勢を最悪の爆発ラインに追い込んでいる」と非難し、対抗措置も警告した。(共同)