Friday, November 10, 2017 4:46 PM

「殺害の順番覚えてない」 曖昧な供述、スマホ解析

 神奈川県座間市のアパートで9人の切断遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された無職白石隆浩容疑者(27)が「3人目から8人目は殺害した順番を覚えていない」と供述していることが11日、捜査関係者への取材で分かった。

 白石容疑者の供述には曖昧な部分があり、警視庁高尾署捜査本部は、白石容疑者や被害者らが使っていたスマートフォンを解析するなどし、詳しい経緯を調べている。

 捜査関係者によると、白石容疑者は8月22日にアパートに入居した直後、同県厚木市の会社員三浦瑞季さん(21)を最初に殺害したと説明。三浦さんの知人で同県横須賀市の福祉関係職員西中匠吾さん(20)が2人目で、10月下旬に殺害した東京都八王子市の田村愛子さん(23)が最後の9人目としている。(共同)