Tuesday, November 21, 2017 7:44 AM

米慰安婦像決議「遺憾」 首相、市長に拒否要請

 安倍晋三首相は21日の衆院本会議で、サンフランシスコ市議会が旧日本軍の慰安婦問題を象徴する少女像の設置受け入れを決議したことに関し「日本政府の立場と相いれず極めて遺憾だ」と述べた。政府が同市長に対し、決議の拒否を要請したことも明らかにした。

 日本維新の会の馬場伸幸幹事長への答弁。サンフランシスコの民間団体が9月に像を設置し、市議会が11月14日、決議を採択した。市長は10日後の24日まで拒否権を発動できるとされている。(共同)