Wednesday, November 22, 2017 10:02 AM

大谷選手、年内に移籍決定 新ポスティング、来月発効

 日本野球機構(NPB)と大リーグ機構(MLB)がポスティングシステムの改定交渉で合意に達し、米国時間12月1日(日本時間同2日)に新協定が発効することが22日、決まった。日本ハムの大谷翔平選手(23)の申請手続きは発効初日に行われ、年内に移籍先が決まる。

 今オフは日本球団が2千万ドル(約22億4千万円)を上限に譲渡金を設定する従来の制度を延長し、来年から契約総額に応じて譲渡金が変動する新制度が導入される。米国時間21日に大リーグ選手会の同意が得られ、同12月1日のMLBのオーナー会議で正式に承認されることになった。

 今オフの適用は大谷選手と西武の牧田和久投手(33)に限られる。大リーガーの移籍交渉に影響が出ないように、注目度の高い大谷選手の申請日は指定され、交渉期間が本来の30日間から21日間に短縮された。その代わりに米球団は申請前に書類でプレゼンを行うことが許された。牧田投手は従来通り、来年2月1日までの間で自由に申請することができ、30日間交渉できる。(共同)