Wednesday, November 22, 2017 10:11 AM

テロ国家再指定は重大挑発 北朝鮮、報復警告

 北朝鮮外務省の報道官は22日、米政府によるテロ支援国家再指定について「わが国に対する重大な挑発だ」と非難し「米国の敵対行為が続く限り、われわれの抑止力はさらに強化される」として、核・ミサイル開発を続ける方針を改めて強調した。朝鮮中央通信が伝えた。再指定について北朝鮮が反応を示したのは初めて。

 北朝鮮の朝鮮アジア太平洋平和委員会も同日、報道官声明を発表し「米国が望まない報復につながりかねない」と警告、再指定撤回を要求した。

 外務省報道官は「わが国はいかなるテロや、それに対する支援にも反対する一貫した立場を堅持している」と反論。米政府が独自の追加制裁を発表したことも非難し「いかなる制裁も、一致団結したわが人民の偉大な力の前では絶対に通じない」と強調した。(共同)