Monday, December 04, 2017 10:05 AM

イエメン前大統領宅を爆破 反政府勢力、死亡報道も

 ロイター通信によると、イエメンのイスラム教シーア派系武装組織「フーシ派」は4日、首都サヌア中心部にあるサレハ前大統領の自宅を爆破した。サレハ氏の所在は不明だが、フーシ派系メディアはサレハ氏が死亡したと報じた。

 サレハ氏とフーシ派はハディ暫定政権に対抗するため連携してきたが、サレハ氏が2日にフーシ派を批判したことで両者間の亀裂が決定的になっていた。サレハ氏は、ハディ政権を支えるサウジアラビア主導の連合軍に対し、停戦に向けた対話を求めていた。(共同)