Wednesday, December 06, 2017 10:31 AM
NHK受信料「合憲」 最高裁大法廷、初判断
NHKの受信料制度が「契約の自由」を保障する憲法に違反するかどうかが争われた訴訟の上告審判決で、最高裁大法廷(裁判長・寺田逸郎長官)は6日、合憲と初判断した。テレビがあれば受信契約を結び、受信料を支払う法的義務があると指摘。テレビを設置した時点にさかのぼり負担する義務があるとした。
未契約の視聴者は支払いを事実上、拒否できないことになり、約900万件あるとされる未契約世帯からの徴収に影響しそうだ。15人の裁判官のうち14人の多数意見。
訴えられたのは2006年3月からテレビを持つ東京都の男性。11年9月に受信契約の締結を求める通知書を受け取ったが「放送内容が偏っている」などの理由で拒否し続け、NHKから受信料約20万円の支払いを求めて提訴された。(共同)
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