Thursday, December 07, 2017 10:52 AM
米朝仲介、双方隔たり 国連事務次長、外相と会談
北朝鮮を訪問中の国連のフェルトマン事務次長(政治局長)は7日、平壌で李容浩外相と会談した。北朝鮮は核開発を正当化する姿勢を崩さず、米国も北朝鮮が非核化の意思を示さない状況での対話には慎重。双方の隔たりは大きく、仲介役として溝を埋めるのは容易ではない。
「訪問を熱烈に歓迎する。平壌で再びお会いできて本当にうれしい」。フェルトマン氏と握手を交わした李氏は会談冒頭、和やかに述べた。
だが北朝鮮は11月29日に新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射し「核戦力完成」を宣言した後も、核戦力を強化する方針を変えていない。李氏は、核開発の「正当性」を強調し、国連安全保障理事会決議は不当だとの主張をフェルトマン氏に訴えたとみられる。(共同)
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