Friday, December 08, 2017 10:28 AM

トランプ氏の健康不安報道 年明けに健診、結果公表へ

 トランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都と宣言した演説で発音が乱れたことから、一部の米メディアが7日、健康に問題がある可能性を報じた。サンダース大統領報道官は同日の記者会見で健康不安説を「くだらない」と一蹴した上で、トランプ氏が年明けに健康診断を受け、結果を公表すると明らかにした。

 71歳のトランプ氏は飲酒や喫煙は一切しないが、ステーキやハンバーガーを好んで食べ、果物はほとんど取らないなどの偏食で知られ、診断結果に関心が集まっている。

 トランプ氏は6日に行った十数分間の演説の終盤でしきりに手を振りながら「米国に神の祝福を」と言う際などに発音が乱れた。サンダース氏は「大統領はのどが渇いていただけだ」と主張したが、ソーシャルメディアでは「様子がおかしい」「病院で調べるべきだ」との声が相次いだ。(共同)