Monday, December 11, 2017 10:31 AM
子どもにネットどう影響? ユニセフ、情報悪用に警鐘
国連児童基金(ユニセフ)は11日付で、インターネットが子どもや若者に与える影響に関する報告書を発表した。子どもが必要な情報にアクセスしやすくなるなど肯定的変化がある一方、ネットを使えない子どもが取り残されて格差が拡大したり、個人情報が悪用されたりする危険が生じたと指摘した。
ネットが子どもの生活に急速に浸透する中、ユニセフは子どもや若者たち自身のほか、影響を考慮すべき政府や企業が変化の速度に追い付いていないと警鐘を鳴らした。
報告書は「デジタル世界の子どもたち」。若者(15〜24歳)と子ども(15歳未満)への影響を調べた。世界の全人口のうちネットを使えるのは48%。若者では71%と普及が大きく進んでいるが、29%に当たる3億4600万人がネットを使えず、アフリカでは60%が使えない。(共同)
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