Tuesday, December 12, 2017 10:25 AM
アルパインとコニカミノルタ、車載HUDを共同開発
アルパインとコニカミノルタは、車載用ヘッドアップ・ディスプレイ(HUD)を共同開発する。車のフロントガラスに3D(3次元)で情報を表示できるコニカミノルタの技術とアルパインの車載機器技術を組み合わせ、2021年度の量産を目指す。
両社のプレスリリースによると、アルパインはコニカミノルタが「3D AR(3D拡張現実)」と呼ぶ新開発の3D表示技術を導入し、自社のHMI(ヒューマンマシンインターフェース)技術と合わせて独自のHUD製品を開発する。
HUDは、人気のHMI技術として車両に加速度的に導入されている。運転に関する情報が正面ガラス上の視野の中に映し出されることで、ドライバーはインストゥルメント・クラスターを見るため道路から目をそらす必要がなくなり、運転の安全性と快適性が向上する。
コニカミノルタによると、3D AR技術をHUDに活用することで、歩行者や障害物といった複数の物体の情報を同時かつ個別に把握することが可能になる。さらに、運転速度とドライバーの視野を基に安全な車間距離の情報を表示することもできる。
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