Tuesday, December 12, 2017 10:31 AM

爆弾にくぎ、殺傷力高める NYテロ容疑者

 ニューヨーク市の地下鉄駅付近で起きた爆弾テロで、アカエド・ウラー容疑者(27)の体に巻き付けられた状態で爆発したパイプ爆弾に複数のくぎが詰め込まれていたことが捜査当局の調べで分かった。複数の米メディアが11日報じた。容疑者が爆弾の殺傷能力を高めるために入れたとみて捜査当局が調べている。

 パイプ爆弾は容疑者の手製で性能が低く、完全には爆発しなかった。当局は全て爆発していれば、被害がさらに拡大した恐れがあるとみている。

 米メディアによると、パイプ爆弾は長さ約30センチで火薬や針金のほか、くぎやねじなども入っていた。これとは別の爆発物のようなものも所持していたという。(共同)