Thursday, December 14, 2017 10:58 AM
WTOの制度疲労浮き彫り 閣僚宣言出せず閉幕
アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで開かれていた世界貿易機関(WTO)の閣僚会議は13日、6年ぶりに閣僚宣言を採択できずに閉幕した。合意には全会一致が必要なためで、会議を通じて多角的貿易体制を支えてきたWTOの制度疲労が浮き彫りになった。
WTOでは加盟の全164カ国・地域が同意することが原則だ。このため「一国でも反対があると、とりまとめができない」(世耕弘成経済産業相)という問題があり、議論が前に進まない事態に陥った。
かつて米国は多国間自由貿易体制の推進役だったが、保護主義的な通商政策を掲げるトランプ氏が今年1月に大統領に就任し、その座を降りた。米通商代表部のライトハイザー代表は、中国などを念頭に経済力を高めた新興国が「WTOルールの途上国例外規定の恩恵を受けている」と批判。世界経済の構造変化にWTOが十分対応していないとの不満を募らせる。(共同)
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