Thursday, December 14, 2017 11:03 AM
米「無条件対話」を否定 北朝鮮の挑発自粛必要
米国務省のナウアート報道官は13日の記者会見で、ティラーソン国務長官が北朝鮮に前提条件なしの対話を呼び掛けたことに関し「新しい方針を打ち出したわけではない」と述べ、政策転換との見方を否定した。対話前に北朝鮮が核実験やミサイル発射などの挑発を控える一定の期間が必要だとの認識を示した。
ホワイトハウスの国家安全保障会議(NSC)報道官も「最近、北朝鮮がミサイルを発射したことを考えれば、今が対話の時でないことは明らかだ」と述べ、北朝鮮が根本的に態度を改める必要があると強調した。
トランプ政権は、北朝鮮が非核化の意思を示すまで対話はしないとの立場を取ってきた。だがティラーソン氏は12日の講演で、北朝鮮が対話入り前に核・ミサイル開発放棄の意思を示すのは「現実的ではない」とし「前提条件なしで、いつでも対話を始める用意がある」と語った。(共同)
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