Friday, December 15, 2017 10:50 AM

米「イランを止めよ」 ミサイル残骸示し非難

 米国のヘイリー国連大使は14日、首都ワシントンの米軍基地で記者会見し、内戦が続くイエメンからサウジアラビアに撃ち込まれたイラン製とされる弾道ミサイルの残骸を示しながら「国際社会はイランがしていることを知るべきだ。今止めなければ、新たな北朝鮮になってしまう」と強い調子で非難した。

 ヘイリー氏は、展示された残骸を見学できるよう、国連安全保障理事会メンバー国や米連邦議員らを招待すると明らかにした。

 ヘイリー氏によると、残骸は、イエメン暫定政権と対立するイスラム教シーア派系武装組織「フーシ派」にイランが提供し、フーシ派がサウジの首都リヤドの民間空港に撃ったミサイル。サウジアラビアなどの連合軍は暫定政権を支援している。(共同)