Monday, December 18, 2017 11:36 AM

トヨタ全車種に電動モデル 25年、EV10車種以上投入

 トヨタ自動車は18日、2025年ごろまでに世界で販売する全ての車種にハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)など電動モデルを設定すると発表した。エンジン車のみの車種はなくし、どの車種でもさまざまな環境対応車を選べるようにする。

 今後量産するEVは20年代前半に世界で10車種以上を投入。性能の鍵となる電池の研究開発と設備投資に30年までに計1兆5000億円を投じる。EVは20年以降、中国で販売を始め日本やインド、米国、欧州に順次導入する。

 トヨタはHV分野で先行したが、EVの商品化では出遅れている。13日に発表したパナソニックとの提携検討合意で、主要部品となる電池供給にめどが付いたことから開発を加速させる。(共同)