Wednesday, December 20, 2017 11:10 AM

21日に国連総会緊急会合 米批判決議採択へ

 トランプ政権がエルサレムをイスラエルの首都と正式認定した問題で、21日午前(日本時間22日未明)に国連総会(193カ国)の緊急特別会合が開催されることが19日、分かった。ライチャーク国連総会議長が加盟国に通知した。

 ロイター通信などによると、米政府を批判し首都認定の撤回を求める決議案を採決する。圧倒的多数の賛成で採択される見通しで、米国の孤立が一層際立ちそうだ。ただ、総会決議に拘束力はない。

 国連安全保障理事会は18日、パレスチナ問題で会合を開き、同趣旨の決議案を採決したが、常任理事国の米国が拒否権を行使して否決された。議長国日本を含め他の14理事国は全て賛成した。(共同)