Wednesday, December 20, 2017 11:11 AM

自民、受動喫煙対策で要請 議連「法案早期提出を」

 受動喫煙対策を強化するための健康増進法改正案を巡り、自民党の議員連盟や厚生労働部会が20日、それぞれ早期の国会提出を厚労省に要請した。来年1月召集予定の通常国会を前に政府、与党の動きが活発化しそうだ。

 政府は訪日外国人客の増加が見込まれる2020年の東京五輪・パラリンピックまでに新たな規制を導入したい考えだが、今年の通常国会では厚労省と自民党で飲食店の規制を巡って意見の隔たりが埋まらず、法案提出を見送った。

 自民党の受動喫煙防止議連(会長・山東昭子参院議員)は20日、国会内で会合を開き、厚労省から法案作成の進み具合などを聴取。厚労省の担当者は東京五輪を念頭に「来年の通常国会が成立のタイムリミットだ」と明言したという。(共同)