Thursday, January 04, 2018 10:38 AM

米上院、勢力が一層拮抗 共和51、民主49に

 昨年12月に実施された米上院(定数100)のアラバマ州補選で勝利した候補ら民主党の2人が3日、上院議員に就任した。上院の勢力は共和党が議席を一つ減らして51、民主党は49(同党系無所属を含む)となり、勢力が一段と拮抗。共和党はトランプ大統領の政策を進める上で一層の困難を強いられそうだ。

 就任したのは、民主党候補として四半世紀ぶりにアラバマ州選出の上院議席を獲得したダグ・ジョーンズ元連邦検事と、セクハラ疑惑で議員辞職したミネソタ州選出のフランケン氏の後任に指名されたティナ・スミス前同州副知事。

 スミス氏はフランケン氏の暫定的な後継者。今年11月の中間選挙で実施される補選への出馬を表明している。(共同)