Thursday, January 11, 2018 11:30 AM
ハクト期限内月探査できず ロケット困難、延長要望へ
民間初の月面探査コンテストに参加している日本チームの「HAKUTO（ハクト）」は11日、東京都内で記者会見し、3月末の期限内に月面探査できない見通しとなったと明らかにした。探査車の月への輸送を依頼したインドの「チームインダス」側の問題で、ロケット打ち上げのめどが立たなくなったため。
袴田武史・ハクト代表は「主催者に期限の延長を求めるなど、あらゆる可能性を探る」と話し、月面探査の挑戦を続ける考えを示した。
ハクトの探査車はチームインダスが契約したインド宇宙研究機構のロケットに相乗りを計画。だがチームインダスと同機構の調整が難航し、3月末までの打ち上げが難しくなった。チームインダスの資金不足や開発遅れが要因とみられる。ハクトは引き続きチームインダスと協力し、作製した探査車を月に送る方針。（共同）
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