Thursday, January 11, 2018 11:33 AM

セブン-イレブンに抜き打ち検査 不法滞在容疑で21人逮捕

 米移民・税関捜査局(ICE)は10日、コンビニエンスストア「セブン-イレブン」の98店舗で抜き打ち検査を実施した。不法滞在の疑いで従業員計21人が逮捕され、米メディアはトランプ政権発足以降で最大規模の不法移民の摘発だと伝えている。

 ニューヨーク・タイムズ電子版によると、検査の対象となったのは首都ワシントンのほかニューヨーク、カリフォルニアなど17州の店舗。ICEは「違法な労働力を雇用している米国の事業者に強いメッセージを送った。法律違反を見つければ責任を問う」との声明を発表した。

 米国でセブン-イレブンを運営するセブン-イレブン・インクはセブン-イレブン・ジャパン(東京)の傘下企業。米セブン-イレブンは、検査を受けたのはフランチャイズ店で、雇用に関する責任は店主らにあると主張しているという。(共同)