Monday, August 08, 2016 10:38 AM

デルタがシステム障害 世界各地で出発不能

 航空大手デルタ航空は8日、コンピューターシステムの障害に見舞われたと発表した。世界各地で出発を見合わせ、大量の欠航便が出る見通し。同社は今回のトラブルについて顧客に謝罪した。AP通信によると、少なくとも858便が欠航になり、7359便が遅れた。飛行中の便は正常に運航しているという。

 デルタ航空によると、システム障害により成田空港発の2便が欠航、14便に遅れが出た。関西空港によると、2便が出発できない状態になった。中部空港でも1便が欠航、1便に遅れが出た。福岡空港でも1便が出発を見合わせた。

 デルタは原因について、本社があるアトランタで8日午前2時半(日本時間午後3時半)ごろに起きた停電がシステムに支障を生じさせたと説明している。空港の画面を含めた飛行状況システムにも障害が出たという。(共同)