Wednesday, January 17, 2018 10:33 AM

広告写真「修整やめます」 大手ドラッグチェーン

 ドラッグストアチェーン大手のCVSヘルスは16日までに、店舗やネットなどの美容商品広告に関し、2020年末までに写真の修整をやめる方針を発表した。画像ソフトによる修整を行っていない写真に印を付ける。行きすぎた宣伝を是正し、消費者の信頼を高めるのが狙いとみられる。

 写真の修整については「人の体形や大きさ、プロポーション、肌や目の色、しわなどあらゆる個人の特徴を変更したり、格好良くしたりすること」と説明。この取り組みに関する指針作りのため、主要ブランドや専門家と協力しているという。

 同社幹部は「顧客に送るメッセージについて考える責任を持っている。非現実的な体のイメージと健康への悪影響は、若い女性を中心に広がっている」と指摘した。(共同)