Thursday, January 18, 2018 11:20 AM
日本の生地、NYで展示会 米ブランドに品質アピール
日本貿易振興機構(ジェトロ)は17日、ニューヨークで日本の繊維産業による生地の展示会を開いた。米国での販路拡大を目指し22社が出展。米ブランドのデザイナーやバイヤーらに品質の高さをアピールした。
福島県川俣町の斎栄織物は「世界一の薄さ」を売りものとする絹織物「フェアリー・フェザー」を出展。フランスの高級ブランドのスカーフにも採用された実績があり、斎藤栄太常務は「米国は欧州と比べ価格に厳しいが、量を期待できる」と意気込んでいた。
京都市の近江屋は、組みひもの作り方を由来とする特別な織機で作った生地のスカーフやネクタイを展示。約250種類のデニム生地を出展した岡山県井原市にあるクロキの黒木立志社長は「染色は水が大事。井原市は水がきれい」と産地のこだわりを強調した。(共同)
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