Monday, January 22, 2018 11:18 AM

自由の女神像、公開再開へ NY州政府が費用負担

 米連邦政府機関の一部業務停止により閉鎖されたニューヨークの観光名所、自由の女神像について、ニューヨーク州のクオモ知事(民主党)は21日、一般公開を22日に再開すると発表した。州政府の観光予算が連邦政府の負担を肩代わりする。

 クオモ氏は「自由の女神像は皆にとっての自由の象徴だ。政権の機能不全のため閉鎖されるのは著しく正義に反する」と述べ、共和党のトランプ政権を批判した。

 自由の女神像と、近くに浮かぶエリス島の閉鎖を解除するため、州政府は1日当たり6万5000ドル(約720万円)を負担する。2013年に連邦政府機関が閉鎖された際にも、州政府が費用負担し再開された。(共同)