Monday, January 22, 2018 11:20 AM

米軍「百数十メートル離れた」 学校上空飛行に反論

 沖縄県宜野湾市の小学校上空での米軍ヘリコプター飛行問題を巡り、在日米海兵隊が「ヘリは小学校から百数十メートルは距離を置いて飛行していた」と説明し、上空での飛行を確認したとする防衛省側に反論していたことが分かった。政府関係者が22日、明らかにした。

 防衛省は18日、宜野湾市立普天間第二小の上空を飛行する米軍ヘリ3機を監視員の目視や監視カメラで確認したと発表。一方、米軍はレーダーの航跡記録や操縦士への聞き取りから、学校上空は回避したと主張している。

 関係者によると、米軍側は同小に隣接する米軍普天間飛行場(宜野湾市)をヘリ3機が離陸後、小学校の敷地から十分な間隔を維持して飛行したとも説明した。(共同)