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Tuesday, January 23, 2018 10:30 AM

田中、開幕投手に意欲　古巣本拠地で自主トレ公開

　大リーグ、ヤンキースの田中将大投手が23日、古巣プロ野球楽天の本拠地、仙台市の楽天生命パーク宮城でメジャー5年目の今季に向けた自主トレーニングを公開し「開幕戦で僕は結果を出していない。誰もが（昨季14勝の）セベリーノに期待すると思うし、厳しい立場だが、そこに向かってやっていきたい」と4年連続の開幕投手に意欲を示した。

　かつての同僚で、毎年練習を共にする楽天の則本昂大投手らとキャッチボールやノックで体を動かした。昨季は13勝12敗と苦しみ、オフは「基本的には何も変更したことはないが、昨季1年で感じたことを踏まえながら過ごしてきた」と言う。楽天時代の監督で4日に死去した星野仙一氏に話が及ぶと「メジャーに行くときも背中を押してくれた。まだ星野さんの期待に応える成績を残せていないので、それを今季できるようにしたい」と改めて活躍を期した。

　大リーグ機構が今季からの導入を決めている投球間隔を20秒以内にするなどの試合時間短縮策にも言及。「ルールの中でやっていくしかない」としながらも「何で投手ばかり制限されるのか。野球は間のスポーツ。その間を削られるのはどうなのか」と疑問を呈した。（共同）