Tuesday, January 23, 2018 10:34 AM
国際社会の結束が焦点 ダボス会議が開幕
政財界のリーダーや有識者が国際的な課題を話し合う世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)が23日、スイス東部のダボスで開幕した。保護主義的な発言で知られるトランプ大統領の講演が最終日の26日に予定されており、自由貿易の堅持や国際社会の結束を確認できるかが試される。
インドのモディ首相は23日の基調講演で「保護主義的な動きが強まっている」と懸念を表明。インドは世界に開かれた経済改革を進め、再生可能エネルギーの導入により気候変動問題でも積極的な役割を担うとした。
連立政権の樹立に奔走するドイツのメルケル首相も参加を決定した。フランスのマクロン大統領らとともにトランプ政権の「米国第一」の外交、経済政策と一線を画する姿勢を鮮明にするとみられる。(共同)
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