Wednesday, January 24, 2018 11:07 AM

パウエルFRB議長承認 上院、2月就任へ 年前半に追加利上げか

 米議会上院は23日、中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長にFRB理事のジェローム・パウエル氏(64)を充てる人事を賛成多数で承認した。2月3日に任期が切れるイエレン現議長の後任となる。

 パウエル氏は景気拡大に合わせ緩やかに金利を引き上げていく現在の金融政策を継承する意向で、市場では今年前半に追加利上げに踏み切るとの観測が出ている。

 FRBは今月30日から2日間、イエレン氏の任期中では最後となる連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、金融政策を議論する。物価や雇用の動向を見極めるため、政策金利は年1.25〜1.50%に据え置く公算が大きい。(共同)