Wednesday, January 24, 2018 11:11 AM
GE、赤字98億2600万ドル 引当金計上、電力事業不振
電機大手ゼネラル・エレクトリック（GE）が24日発表した2017年10〜12月期決算は、純損益が98億2600万ドル（約1兆700億円）の赤字となり、前年同期の34億8600万ドルの黒字から大幅な赤字に転落した。売上高は前年同期比5%減の314億200万ドル。
保険事業での資産評価の見直しにより、将来の支払いに備えた引当金が必要になったほか、米税制改革に伴う費用の計上で赤字額が膨らんだ。主力の電力事業は発電機需要の低迷で、売上高が15%減と振るわなかった。
ジョン・フラナリー最高経営責任者（CEO）は声明で「電力事業は著しく落ち込んだ。市場環境の厳しさは続く見通しだ」と述べた。同社は経営の立て直しに向け、会社分割といった大規模な事業構造改革を検討している。（共同）
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