Friday, February 02, 2018 10:18 AM

復活目指す錦織が4強 第1サーブの修正期す

 右手首故障からの復活を目指す男子テニスの錦織圭(日清食品)は1日、テキサス州ダラスで行われたツアー下部大会のシングルス準々決勝でドミニク・ケプファー(ドイツ)に7-6、6-3で勝ち、4強入りを果たした。2日の準決勝で荘吉生(台湾)と対戦する。

 試合運びに課題を残しても焦りはない。世界ランキングで大きく下回る相手に苦戦し、第1セットはタイブレークまでもつれた。第2セットも反撃を許したが、少しずつリズムを取り戻し「前の試合より良くなっている。徐々に上げていきたい」と先を見据えた。

 序盤から勢いに乗れない要因がサーブだ。第1セットは第1サーブの確率が50%と低く、ダブルフォールトが4。右手首への負担を減らすため、よりコンパクトで脚の力を使うフォームに変更したが、実戦不足もあって試行錯誤が続く。「平均的に良くなってくれると試合もスムーズに動き出せる」と修正を期した。(共同)