Monday, February 05, 2018 11:41 AM

米国製ミサイルで撃墜か シリアでロシア軍機

 5日付のアラブ紙アッシャルク・アルアウサトは、シリア北西部イドリブ県で3日にロシア空軍機が過激派によって撃墜された事件で、米国製の携帯型地対空ミサイル「スティンガー」が使用された可能性があると報じた。ロシア国防当局の見方だとしている。

 同紙は、米国が最近シリアの少数民族クルド人勢力に対し、スティンガーを供与したとの情報があると指摘した。米国は過激派組織「イスラム国」(IS)の掃討作戦でクルド人勢力と協調してきた。

 米国はアフガニスタンで1980年代、ソ連軍と戦うイスラム武装勢力に多数のスティンガーを供与し、結果的に過激派の手に渡った過去がある。(共同)