Monday, February 05, 2018 11:43 AM
米露、核弾頭削減目標達成 新START、対立露呈も
核軍縮で米国とロシアが合意していた新戦略兵器削減条約(新START)の目標達成期限を迎えた5日、米露はそれぞれ声明を発表、配備戦略核弾頭を1550に、核兵器運搬手段としての大陸間弾道ミサイル(ICBM)や潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)、戦略爆撃機の配備数を700に制限する目標を達成したと明らかにした。
しかしロシアは、米国が改造により運搬手段の配備数から外したとするSLBMや戦略爆撃機について、戦略核の再配備が不可能になったかどうか検証できないと批判、集計を巡る対立が露呈した。
米国務省とロシア外務省の発表によると、米国は配備戦略核弾頭を昨年9月1日時点で1393まで、ロシアは今月5日時点で1444まで減らした。核兵器運搬手段の配備数も米国は660まで、ロシアは527まで削減したという。(共同)
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