Wednesday, February 07, 2018 10:57 AM

日本選手団が入村式 選手欠席、寒さ対策徹底

 平昌冬季五輪の氷上競技会場が集まる江陵の選手村で7日、日本選手団の入村式が行われた。日本オリンピック委員会(JOC)副会長で元外交官の斎藤泰雄団長ら役員18人が韓国伝統の踊りで歓迎を受けた。

 斎藤団長は入村式後の記者会見で「友好的な雰囲気の中で日本選手団が正式にスタートを切れた。大変うれしい。快適な生活ができている」と感謝の思いを述べた。

 連日の厳しい冷え込みのため、体調管理や練習時間の確保を優先し、選手は欠席。斎藤団長は9日の開会式では、防寒の徹底を繰り返し呼びかけているとしながらも「早期の退席も許容されている。臨機応変な判断をする」と慎重に語った。

 インフルエンザの流行や警備要員からノロウイルスが検出されたことも懸念材料となっている。会見に同席した石田浩之ドクターは「予防と同時に早期発見からの対処策は十分にたてて大会に臨んでいる」と話した。(共同)