Wednesday, February 07, 2018 10:58 AM

反米、愛国主義が求心力 プーチン氏、4選へ優勢

 3月18日のロシア大統領選で通算4選を目指すプーチン大統領は、実質18年の長期政権の求心力となってきた米国への対決姿勢や愛国主義を強調、高支持率を維持し選挙戦を優勢に進めている。

 「皆さんを守れなかったことを許してください」。1月31日、平昌冬季五輪に参加する選手らの壮行会でプーチン氏は異例の謝罪をした。国家ぐるみと批判されたドーピング問題でロシアは選手団派遣を禁じられ、選手らは国旗や国歌を使えない個人資格で参加。国民の憤りは大きい。

 この問題では米国に亡命したロシアのドーピング担当者の「告発」が大きく影響した。プーチン氏は米国が仕掛けた反ロシアキャンペーンだと批判する。(共同)