Thursday, February 08, 2018 11:20 AM
「百花繚乱」で史上最高へ 東京五輪開催も追い風
日本選手団主将となったスピードスケート女子の小平奈緒(相沢病院)は、その布陣を「百花繚乱」と表現した。雪と氷、それぞれにメダル候補をそろえ、自国開催の1998年長野冬季五輪をも上回る史上最高成績を視野に入れる。2020年東京五輪・パラリンピックの開催は冬季競技にも追い風となり、技を磨いた精鋭たちが大一番に挑む。
スピードスケートは小平が2冠を狙い、高木美帆(日体大助手)らの女子団体追い抜きも頂点に近い。故障から復活を期すフィギュアスケート男子の羽生結弦(ANA)、今季苦戦するノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(クラレ)も「金」を諦めていない。同複合の渡部暁斗(北野建設)と、スノーボード男子ハーフパイプ(HP)の平野歩夢(木下グループ)の前回銀メダリストは優勝候補だ。
日本オリンピック委員会(JOC)の掲げた目標は「複数の金を含む9個以上のメダル」。国外の大会では最多となるメダル8個を手にした前回のソチ五輪を超える成績だ。ただ、昨秋以降に小平らスピードスケート陣が世界新記録を連発するなど華々しく活躍したことで、金5、銀1、銅4の計10個を獲得した長野五輪を超えるメダルラッシュも見えてきた。(共同)
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