Thursday, February 08, 2018 11:24 AM
台湾地震の死者10人に 日本専門家が現地入り
台湾東部花蓮県を襲ったマグニチュード(M)6.4の地震で、震源地に近い同県花蓮市では7日から8日にかけ、損壊したビルに閉じ込められた住民らの救出活動が徹夜で続けられた。8日に3遺体が見つかり、死者は10人となった。余震が続く中、救助作業は難航している。
日本政府が派遣した救出活動を支援する専門家チーム7人が8日午後、花蓮市の救出作業現場に到着した。生命反応を探知する高性能の器材を携行しており、救出作業が続く複合ビル「雲門翠堤大楼」で捜索を支援。チームの1人は「器材を活用して精いっぱいサポートしたい」と報道陣に語った。蔡英文総統も現場を訪れ、日台の共同作業を視察した。
台湾当局は8日夕、負傷者は272人、連絡が取れていない人は7人と発表した。(共同)
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