Friday, February 09, 2018 11:51 AM
賃上げへ労使交渉開始 鉄鋼、造船が提出
連合傘下の基幹労連に加盟する鉄鋼、造船の大手労働組合は9日、春闘の要求書を経営側に提出し、約1カ月にわたる2018年の労使交渉が始まった。安倍政権は消費を刺激して経済を活性化させるため、経済界に3%の賃上げを要請している。政府が春闘に関与する「官製春闘」は今年で5年連続。株式市場の変調など経済の先行きに不透明感が出る中で、経営側がどこまで応えるかが焦点となる。
基幹労連はベースアップ(ベア)に相当する賃金改善として月額で18年に3500円、19年に3500円以上の賃上げを要請した。新日鉄住金の労組は18年、19年とも月額3500円(2年分で計7000円)の賃上げを求めた。前回の16年、17年はそれぞれ4000円を要求したが、16年は1500円、17年は1000円の計2500円で妥結した。
新日鉄住金労働組合連合会の大森唯行会長は9日、東京都内の本社で右田彰雄常務執行役員に要求書を手渡し「労働条件の底上げが重要だ」と強調した。会社側は「月例給与は中長期的に検討すべきだ」と慎重な姿勢を示したという。JFEスチールや三菱重工業、三井造船などの労組もベアを求めた。(共同)
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