Friday, February 09, 2018 11:53 AM

子ども死亡率、米が最悪 先進20カ国中

 欧米や日本など20の先進国で2001〜10年の子どもの死亡率を比較し、米国が群を抜いて高かったとする研究報告を、ジョンズ・ホプキンズ病院(メリーランド州)などのチームが8日までに米医学専門誌に発表した。

 米国の子どもの死亡率は1960年代から他国よりも高い水準を記録し続けている。銃乱射事件や交通事故、早期新生児死亡などが原因で、チームは「政府による対応が必要だ」と警告している。

 20カ国で01〜10年、20歳未満の死亡率を比較すると、米国は1歳未満の乳児では平均より75%高く、1〜19歳では57%高かった。乳児に関しては平均より50%以上高かった国は米国だけで、日本は25%以上低かった。(共同)