Friday, February 09, 2018 11:55 AM
米、財政悪化に歯止めなく 中間選挙へ大盤振る舞い
米議会は9日未明、超党派の賛成でつなぎ予算案を可決、トランプ大統領が署名して実質的な政府閉鎖はぎりぎりで回避された。与野党は11月の中間選挙を控え、攻防を長引かせるのは得策ではないと判断。有権者の支持獲得を狙って歳出の大盤振る舞いも予算案に盛り込んだ。財政悪化に歯止めはかからず、金融市場の波乱要因になっている。
歳出拡大に合わせ、法律で決まっている政府の債務残高の上限を来年3月まで引き上げることも決定。米国債の大量発行は避けられず、米長期金利は上昇傾向にある。8日のニューヨーク株式市場では、金利上昇が景気に冷や水を浴びせかねないとの懸念から、ダウ工業株30種平均が過去2番目の下げ幅を記録した。
トランプ政権は減税規模が10年間で1兆5000億ドル(約160兆円)に上る税制改革を今年から実施した。経済は順調なのに、借金に頼った巨額減税と歳出拡大によって、さらに景気のエンジンを吹かそうとしている。(共同)
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