Monday, February 12, 2018 11:58 AM
太陽光コスト7年で73%減 世界平均、風力も下落
地球温暖化対策として拡大が期待される再生可能エネルギーの発電コストが2010年からの7年間で大幅に下がり、世界平均で太陽光は73%、陸上の風力は23%下落したとの報告書を、国際再生可能エネルギー機関(IRENA)が12日までにまとめた。
20年までに太陽光のコストはさらに半減する可能性があり、一部の太陽光と陸上風力は、火力発電より安くなると予測。アドナン・アミン事務局長は「再生エネへの転換は、環境への配慮というだけでなく、今や経済的な選択だ」と指摘した。
10年時点の太陽光の発電コストは世界平均で1キロワット時当たり36セント(39円)だったが、17年に10セントに下落。陸上風力は8セントから6セントになった。技術の進展や入札制度の導入などによる価格競争の促進、参入企業の増加が要因という。(共同)
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