Thursday, February 15, 2018 11:48 AM

両雄、真夏の東京で再戦か 東京五輪スケートボードで

 雪上で激戦を繰り広げた両雄の再戦が2年後、真夏の東京で実現するかもしれない。14日のスノーボード男子ハーフパイプ(HP)で優勝したショーン・ホワイト(米国)と2位の平野歩夢(木下グループ)がそろって、追加種目として採用されるスケートボードで2020年東京五輪挑戦を検討する姿勢を示した。

 平野は15日の記者会見で、東京五輪への意欲を聞かれ「ここから目指すのは時間がなく、ハードなトレーニングになる。しっかり整理して考えられたら。可能性があれば、という形で考えている」と話した。ホワイトも試合後「難しい決断だが、練習すれば十分にできる」と前向きだった。

 ともにスケートボードの土台はある。平野は父の英功さんが新潟県村上市の自宅近くの体育館を改修して造ったスケートボードパークで、4歳から練習した。今もスノーボードの基礎づくりとして取り入れている。3歳上の兄、英樹さんはスケートボードに軸足を移し、東京五輪を目指す。(共同)