Friday, February 16, 2018 11:22 AM

ルノー、ゴーンCEO再任 3社連合の在り方熟慮

 フランス自動車大手ルノーは15日の取締役会で、カルロス・ゴーン最高経営責任者(CEO)の再任を決めた。6月の株主総会を経て正式決定する。任期は4年。取締役会は続投のゴーン氏に対し、日産自動車と三菱自動車を含めたグループ戦略の指揮監督を優先事項として求めた。

 ゴーン氏は16日、ルノーの決算会見で、日産や三菱自との連合について、3社の結び付きや相乗効果の重要性を強調する一方「連合を維持していくためにどんな組織にする必要があるか熟慮が必要だ」と指摘した。

 ルノーは最高執行責任者(COO)職を設け、ティエリー・ボロレ最高競争責任者を充てる。2月19日付。ゴーン氏の有力な後任候補となる。(共同)